「わっ、熱っ!」
「…焼きそばって熱いの??」
「熱いよ!やきたて!ほやほや!ほら、紗葉も食べて!」
「…う、うん。」
彼にすすめられてさっき買った自分が持っている焼きそばを食べる。
「…!、…熱い。」
「ふは、だから言ったじゃん!焼きそば熱いって!」
「だって、熱いの誠のだけだと思った…」
「紗葉って意外に天然?」
「え、…違う!」
ケラケラ笑う彼に文句を言いながら、焼きそばに息を吹きかけて口に含む。
…美味しい。
「あ、…真奈からメール来てる。」
そう言って携帯を取り出し、スクロールし始める誠。
「……真奈ちゃん、何だって?」
「うーんとね、“恵と水飴を食べ終わったから今から戻るけど、どこにいる?奏多と徹も一緒だよーん!”…だって。」
「本当?じゃあ、行こう。」
「そうだねー、あ。焼きそばのパック捨ててくるよ。」


