「りんご飴大きいのが500円で、小さいのが200円だけど、嬢ちゃんどうする?」
「え、え、あ、じゃあ大きいの、ください…」
「ふは、紗葉緊張しすぎでしょ。」
「だってだって…!」
りんご飴がサイズ違って2つあるなんて思わなかったし…。
…しかも、大きい方頼んじゃった。
「ていうか嬢ちゃんと兄ちゃん本当美男美女だねー、お似合いのカップルだ。」
「え、ちょ…、カッ!?」
お金を渡せば屋台のおじさんが笑顔でサラッと爆弾発言をしてくる。
「そうだぞー、2人とも美形で羨ましい!そのうちテレビに出ちゃうんじゃねーか?」
豪快に笑うおじさんから視線を外してチラッと彼を見ると、
案の定顔を真っ赤にしてて。
いや、絶対私だって真っ赤なんだけど。
「よーし、じゃあお似合いのカップルってことで彼氏さんにもサービス!」
そう言っておじさんは小さいりんご飴を彼に渡して、私たちに手を振ってくれた。


