「さ、バカ達は置いて行こ。誠も徹も紗葉ちゃんも準備できてる?」
「待って。恵、まさか僕もバカに入ってる!?」
「…当たり前でしょ。」
「なっ!徹よりも頭いいし!!」
奏多くんと恵ちゃんの言い合いを聞きながらいそいそとみんな準備を始める。
「真奈はバカだって認めるけど、徹の方がバカじゃん」
「奏多は普段の行いがばかなのよ。」
「うわー、学年順位上だからってー、恵ひどいー。」
めそめそと泣き真似をする真奈ちゃんに楽しそうに笑う恵ちゃん。
「…恵ちゃんが1番頭いいの??」
「ううん、この中じゃ誠が1番。」
恵ちゃんがバックを肩にかけながら答えてくれる。
「誠、恵、奏多、俺、真奈って感じかな。」
「くっそ、どうせバカですよーだ、毎回5位以内の誠にはこの気持ちわかりませんよー」
「毎回5位以内なんだ、すごい…、」
「あはは、たまたまだよ?」
「誠はこう見えて意外に頭いいから。」
「恵、意外にとか失礼じゃね?」
「仕方ない。本当のことじゃん。」


