「真奈最低、ここ病院。」
「奏多うるさーい、男のくせにそんなのもよけれないなんて、女々しいんですけど。」
「…真奈のばかあああああああああああああああ!!!!!!」
「あーあ、真奈のばか。お前の頭は学習をしないのか。」
「あ痛っ、恵痛い!」
デコピンされた額を抑えながら真奈ちゃんが恵ちゃんを睨む。
禁句を言われた奏多くんは徹くんに突進してるし。
…みんな、やっぱ面白いな、なんて思ってクスリと小さく笑う。
「紗葉、何笑ってるの?」
「いやー、みんな面白いなって…」
「えー、そうかな?馬鹿なだけでしょ。」
そう言ってクリッとしてる黒目を細めて笑う彼に胸が高鳴る。
それがばれないように慌てて彼がいない方に向いたけど、
一瞬窓にうつった顔、赤かった気がする。


