「はやいよ、…ほんと。」 チラリと、デジタル時計に目をやれば1月4日と表示されてる。 楽しみだったけど来て欲しくなかった。 来て欲しかったけど来ないで欲しかった。 心の中の矛盾と早すぎる時間の流れに小さくため息をつく。 …もう離れなきゃいけないじゃん。 時間が憎い。こんなにも早くきた朝が憎い。 ……なにより、病気の自分が1番憎い。 「なんで…、なんでだろう…」 何回目かさえ分からない疑問がまた浮かび上がってくる。 どうして、私は病気なの? どうして、がんにならなきゃいけなかったの?