「……じゃ、おやすみ。」 手の甲で、口を覆う彼。 「え、ちょ、まっ…」 私がちゃんとした言葉を発する前に、すぐに部屋の電気が消されちゃったから、 その後彼がどうしたとか、わかんなかったけど。 一瞬見えた彼の顔、 …すっごく赤かった。