キミと出会えた奇跡








「…美由紀さ、約束守らなかったんだ。守ってくれなかった。」








俯きながら喋ると両手の拳に力が入る。









「…美由紀っ、…っ、死んじゃったんだ。」








呟くようにそう言えば、







涙で視界が揺れる。








「え…どうして…」








隣で彼の驚きの声が聞こえる。












「…っ、どうして、だろうね。…ほんと、私がききたかったな。…美由紀は青信号で渡ったのに。なんでっ、トラックが突っ込んでくるのかな…」








涙が頬を伝う。