「その子とはすぐに仲良くなった。気さくで優しくて明るくて面白くて気が合う。クラスにも仲良い子はいたけれど、その子が1番仲のいい子だったと思う。」
…今、思い返してもやっぱりあの頃の私は美由紀が1番仲が良かったかな。
「私と同じ小学校だったから、まさか運命?なんて盛り上がったよ。私たちだけの秘密の話とかもあったの。なんでも話せるまさに親友って感じ。」
ひとつ年齢が上とか、病気だとかそうじゃないとか関係なかった。
全く気にならなかった。
「お互いに“美由紀”“紗葉”って呼ぶようになって。…夢とかも話し合ったなあ。」
「…その子の夢ってなんだったの?」
彼が小さい声できく。


