「それもあるけどね、ほんとはもう1つ理由があるの。」 …ていうか私なんでこんな話、してるんだろ。 なんか、彼になら美由紀のこと話していいかな、なんて思っちゃったんだよね。 他人になんて話すの初めて。 「…もう1つ?」 彼が首を傾げながらきいてくる。 「…うん、私ね小3からここにいるの。いきなり激しいめまいと動悸が襲ってきて倒れて…検査してもらったら、…がんだった。最初は小児科病棟にいたの。」 今は花ちゃんたちがいるところ。