キミと出会えた奇跡






あれから徹くんと奏多くんも起きてきて、








みんなに心配かけちゃったんだって、反省。








それから病院に泊まることになった経緯を話してくれた。










「昨日、だね、時間的に。真奈が帰らないって騒いでさ。ほんと近所迷惑かってくらい。」







腕組みをしながら真奈ちゃんを睨む奏多くん。






「そーそー。あたしたちだって帰りたくなかったけど、さすがにこんな大人数無理でしょって話してて。」







口元に手を当てながら話す恵ちゃん。






「だから私だけ残るって言ったのに、恵たちがそんなのずるいって言うから…」







不満そうにブツブツ喋る真奈ちゃん。







「そんな言い合いしてたら、橘田先生が全員ここに泊まっていい、って。」








最後にニコッと笑って徹くんがまとめてくれる。









「…そうなんだ。」







「みんな紗葉のこと、心配だったから。迷惑だったらごめんね?」








隣に座ってる彼が首を傾げながら言う。







「ううん、全然。迷惑、なんてこれっぽちも思ってない。」







だってこんなに嬉しいんだもん。






迷惑、なはずがない。