「紗葉お姉ちゃんー!」 「え、紗葉お姉ちゃん!一緒に遊ぼー!」 私の存在に気づいたみんなが周りにやってくる。 「あはは、紗葉ちゃん大人気ねえ…」 そんなことを笑いながら看護師さんが言う。 「恐縮です…」 でもやっぱり、実際には嬉しいわけで。 思わず口元が綻んだ。 「紗葉お姉ちゃん!こっち来て遊ぼーよ!」 「あ、うん、じゃあ遊ぼっか。」 引っ張られるままにイスに座った。