それからいよいよ顔合わせ! あたしの方が早く着いたから 先に直子と近場をぶらぶら 「美菜子!恭ちゃん来たみたいだから、帰ろう!」 昌也の家で顔合わせだったから あたしたちは急いで家に帰った 今でも鮮明に思い出せる 玄関にあったあの白い靴… あれを見た瞬間あたしは 全てを予測できたかのように 身体中が一気に熱くなった 忘れる事なんてない、あの感覚は あたしは部屋のドアを開けた