「今の仕事は、かなり短い時間になりそうなのよ」
ため息とともに
残念そうに漏らせば
「まぁ、そうわなるだろうな。天才中の天才と名だかいお前を見つけようと必死だろうよ」
「嫌よね。 しつこいのは、嫌いなのに」
本音を言うと
正直
この仕事を
もっと長い期間したかった
短くて
3ヶ月
長くて
今年度いっぱい
神様を信じるような
タイプでは、ないけれど
どうかお願いします
せめて、今年度までもちますように
と
何度も願った
「……まだ、見つけれてないのよ彼を」
ポツリ
漏らす本音は、
誰にも聞かれることなく消えた

