「あんまり、雑誌ほとんど出なかったのに人気だね」



「そうかな?」



「そうだと思うな」



「あっ、そう言えばあたしのクラスに疾風の弟いたわよ」





あんまり似てなかったから
顔だけじゃ判断出来なかったけどね



下の名前も何度か聞いたことがあったから覚えてたのよね



「迷惑かけるね、これから」




「いいわよ、迷惑かけてくれて。だってあたし達の後輩よ?」




「そうだね。 俺もやれる事は、協力するよ」




「頼もしいわね。 疾風がいるから」




「嬉しいこと言ってくれるね」




そう言って
駐車場につき



車に乗って
疾風の家に送った