さっきから
視線が痛い
あぁ 、やっぱり疾風の横歩くと
こうなるわよね
『あの人カッコイイ‼︎ 横のこ彼女かな?』
『何あの女、彼女かなんか?』
嫉妬の視線
横の疾風は、
気にしてる様子なんて微塵も無い
さっきから
疾風との会話も
うん、そうね
の2パターンぐらいで返してる
何年経っても
慣れないのよね
「ゴメン美麗、ちょと待っててくれる?」
「いいよ」
そう返すと
スマホ片手に人があまりいない
テラスに出て話してる様子
近くにあった椅子に座り
涼にメールをうつ
“今日は、8時半にいつものBARに集合でいい?”
それだけ打ち
メールを送る

