3人並んで 店を出る 疾風は、 カチャリ 音をたてながら 鍵をかける それを蒼斗と手を 繋いだまま止まって待っている 疾風は、鍵を閉め終わると こちらに小走りで向かってくる そして、 蒼斗に差し出された手をとって 3人で並んで駐車場に向かって歩く それまでの間は、 3人でたわいない会話をしていた 車につくと あたしは、運転席に乗り込み 蒼斗と疾風は、 後ろに乗り込んだ ドアがしまってることを確認し アクセルを踏み 車を発信した