只の教師にみえる?



嗚呼、
やはり疾風は
変わっていない



あの時、初めて会った蒼斗に
言ってあげてた口調と変わっていない



優しく、安心できる声




「うん!、はー君」



「蒼斗、覚えててくれたんだ」



ポツリ
呟いた疾風の声



「うん! だって良く遊んでくれたから」



エヘヘ
そう照れてるのを隠す様に笑う蒼斗




「 …そっか 」


とても嬉しそうに
蒼斗の頭を撫でて



指輪を通したチェーンを
蒼斗の首にかけて
つけている