「じゃあ、そう呼んでもいいのか~?」
「好きに、呼んだらいいよ」
「りょ~かい、なら美麗センセって呼ぶことにする」
「担任がこんなとこいていいのかよ」
最もな意見ね
雄太君
教室のほうは、
「大丈夫よ。涼に任せてるから」
「涼? あぁ、真島か」
自己紹介したのね、涼
「何で、呼び捨てなんですか?」
「幼なじみなの、中学と此処の高校の間一緒だったし仲もいいのよ。
あたしを高校に入れたのも涼だったわ」
で、魁王 10代目 トップ
「そうなんですか」
「明日から、学校少しでもきてね。
これ、連絡先だから困ったりしたら連絡して。
そしたら、責任持ってちゃんと助けてあげるから」
そう言って
紙を渡すと屋上を出た
明日からの学校が
楽しみ
あの子たちは、来るのだろうか
まあ、来なくっても
どうにかしてこさせるつもりだけれどね
さあ、彼らは
助けを求めるのか、求めないのか
どちらでしょう
求められたら、助け出す
求めなくても、限界がきたら助ける
どちらにせよ 助けるんだけど
それが、ちゃんと言えるかが
問題なんだけどね
まあ、少しづつ
知っていけばいい
そう思いながら
理事長室に向かった

