「ふふ、右京も飲もうよ」



「しゃーねぇーな」




グラスを出し
梅酒を入れると





「「 かんぱーい 」」





PM 11:46




スカーレットでは、

マスターと美麗が

お酒を飲んでいた


一口

カシスオレンジを飲み

口を開いた美麗



「ねぇ、まださ此処幹部の溜まり場になってる?」



「あぁ、まぁな。昼からいる時もあるぞ」



右京は、ケタケタと笑っているが



一方

美麗は、ため息をついている




「あたし、言ったはずなのにね」




「あいつらは、守ってたぞ。でも、今は
なぁ …」




「右京、なんで総会出なかったたのよ。
右京が、出たらBARに昼から入り浸らないでしょう」




「まぁ、無茶言うな。 でもまぁ、あいつらが昼からいる時は、メールしてやるよ」




「 ……わかった。 頼むわ、右京。」




美麗は、

カシオレを飲み干すと



「明日も来るから、よろしくね」と

だけ言って


ドアを開け出て行った