「 新任の高嶺 美麗です。よろしくお願いします」



それだけ言うと
舞台を降りた


そこから、生徒は クラス表を見て
各自のクラスに移動して行った




そして、今は
涼と2人で2-Eに向かってる



私達も、2-Eだったから
懐かしいなんた話しながら、
クラスに向かって行った




すると涼が

「なんか少しの間に変わったな」

と、突然言う



どこが変わったのか

言われても全くわからないのよね


「そう?」

と、返しておく



「あぁ、何か昔よりも大人になった。
髪の色も違うけど」



「髪は、ウィッグ。 皆があんなに綺麗な色って言ってくれたから染め難くて」



「あいつらが聞いたら、喜ぶぞ」



そうだよね。


だってみんなして、

染めるの勿体無い

とかって言ってたもんな



「そうだね」

そう言ってからは、



カツン カツン


2人の足音だけが

廊下にこだましていく



はぁ、これから涼と2人で

後輩を育成しなくちゃね




と思っていると涼の足が止まる


ついたんだ

2-Eに





さぁ、

始めようか

期限不明のゲームをね?