そう思いつつも

変に思われないように

きちんと顔を上げてしまう自分。


「上げたよ・・・?」


目の前に、

裸の・・・黒崎伸治の顔、体・・・。


今の私が

最も見たらイケない姿じゃないか・・・



・・・・・・・・・



「・・・・
相手して下さい・・・」


そう言いながら

目の前の黒崎伸治の肩に

顔をうずめた。


「何の相手?」


ほんっと、性悪男だ・・・。


「エッチしたい・・・」


「ははは、俺で良ければ?」


そう言いながら

肩にうずめてる私の頭を
優しく撫でた。