「そういえば、お前
高校行ってねぇのか?」


そっか、
16、7だと思ってるんだった。

今更、実は22です。

とか言える雰囲気じゃないし・・・



「職探し中・・・・」


「プーか?」


「そう、プー太郎ちゃんです」


「ははは、まだ若いしな~
どうせ親と住んでんだろ?」


「居候中・・・」


「何だ、家出か?」


何か、全然違う方向に話が進んでる気がするのだけど・・・・


・・・まぁ、いっか。



説明すんの面倒臭いし・・・。



「お前が、せめて
18くらいだったらな~」


「18くらいだったら何?」


「俺が口説いてやんのにな。
さすがに、未成年には
手出したくねぇしな。ははは」


冗談のつもりかもしれないけど、
今の私にとっては

やっぱ、年齢詐称してて
良かった。


なんて思ってしまう。