「俺が襲いかかったって?
無理矢理関係を持ってたって?
あはははは、そりゃ、おもしろい。
そんじゃー、その関係は
終わらせりゃいいし?
俺は、全然構わねぇけど?」



やよいさんの方を見ながら
そう言うと、



「この子が、どれだけ
傷ついたか分かってるの!?」



継母がうるさいくらいの声で
怒鳴り
再び机を叩いた。


「はぁ・・・面倒くせぇ・・・
んで?あんたは
何が言いたいわけ?
ってか、何しに来たわけ?
あー、そうだ
せっかく来たんだから
そいつ連れて帰ってくれねぇ?」


「な!?そんな態度なら
お父さん連れて来ればよかったわ」


「連れて来れば?
何で来ねぇの?」


「っ・・・・
やよいの事を話してるの!」


「は?あんたが親父の話出したんじゃん?
相変わらず理解不可能オバンだな」


そんな黒崎伸治の言葉に

1つ咳払いをすると

落ち着きを取り戻すかのように

お茶を口にした。