そのまま、お風呂に入り

何も聞こえないように

布団を頭から被り

そのまま眠りについた。


ついた・・・はずなんだけど・・・



「な・・・んで?」


ふと、気がつくと

私の体を抱きしめるように
隣に寝ている
黒崎伸治の姿がある。



静かな寝息を立て、

私を抱きしめるように
片手で覆うように寝ている姿を見ていると


何でここにいるのかなんて理由は

もう・・・・



思わず、黒崎伸治の手を握り

自分の頬に持ってくると、



「起きたのか?」


目が開き、大あくびをした。



「ここに来てて平気なの?」


「あぁ?んー・・・知らね・・・
どうでもいいや」



再び、あくびをしながら
そう言うと
私の体を引き寄せた。