「きゃはははは
もうー、
久しぶりに明るい中で見たからって
そんな照れなくてもいいじゃん~」


「んな事どうでもいいから
早く、服着れよ。」


「着ても、また脱がないといけないじゃん」


「何言ってんの?」


「え?しないの?」


「あー・・・疲れてるから無理」


「そんな事言って
しんちゃん、私が来てから
一度も触れようとしないじゃん・・・」


「そういうんじゃ・・・」


「どこか・・外で
誰かとしてるの・・?」


「んなわけねぇだろ・・・」


「じゃあ、どうして?
私、魅力なくなった?
私じゃダメ?その気にならない?」


「だから・・・
そういうんじゃねぇって。
疲れてるだけだって」


「うそつき・・・・」


・・・・・・・・・・・・・


「また泣く・・・・
だから、そういうんじゃねぇって・・」


「じゃあ、してよっ」


「してよって・・・
そう言ってするようなもんじゃねぇだろ」


「じゃあ・・・じゃあ・・・
何て言えばいいの?」


「あー・・・もう、分かったから・・
泣くなよ・・・」


そんな黒崎伸治の言葉を最後に・・・

会話はなくなり、

彼女の

喘ぎ声と、きしむような音が
壁伝いに聞こえ始め・・・

耐え切れず、バスルームに逃げ込み
勢い良くシャワーを出した。