…ちゅんちゅん

「朝だ…」

あれからずっとオレらは学校にいた。

結局七不思議なんか探せず、本宮とこれからの相談ばっかりしてた。


『とにかく、夜桜君は、真面目のふりしてて。私はチャラチャラしてる
から。』

それだけ言い残して、『おやすみ』と言い、あいつはすぐ寝た。


寝るの早いな。


オレも寝たつもりだったが、全然眠気が覚めない。


……てか、こんな状況で寝れるわけないだろ!