オレはベットから体を起こした。


本宮大丈夫かな………


と心配していた時、ずっと閉まっていたカーテンが開いた。



「本宮さん。お母さんが待ってるわよ。」







………………は?

オレは目をぱちくりさせた。

一体先生は何を言っているのだろう。

「どうしたの、ぼーっとしちゃって。
早くお母さんの所に……」


いやいや、ちょっと待てよ。


オレは素早くベットから降り、保健室を出ていった。



「本宮さん!?どこ行くの?」


後ろから先生の声が聞こえたが無視した。


いく先はただ一つ。