作業が終わったのは、昼休みが終わる20分前で、意外と早く終わった。
それは、りんちゃんが私が印刷する分のプリントを、かわりにコピーしてくれたからなんだけどねッ。
両面印刷とかわけわかんなくて手間取ってたら、手伝ってくれたんだ。
「やっと終わったー!!」
そんな時間は経ってないけど、地味な作業って時間の流れが遅く感じるからねっ。
解放感がハンパない。
「手伝いありがとな」
「はい! あ、そのプリント運べ、なんて言わないよね……?」
私がそう言うと、りんちゃんは眉間にしわを寄せた。
わお、こわい。
「俺は優しい先生だから、そんなことまでさせません~。だいたい宮下、細いしちっこいんだから、こんなん運べないだろ」
むっ、わたし、これでも155センチあるからちっこくはないよ!
でも、身長が高いりんちゃんにとったら、私はちっこいのかな。



