体育館12:25~私のみる景色~


 何も言えないで、ただ黙って立っているしかできなかった。


 だって、図星すぎるんだもん。


 今日は授業中、ほとんど上の空だったし。


「ほー、図星だったわけね? ま、それだけ。とりあえず、このプリント全部200部ずつコピーして」


 ポイッと投げて渡されたのは、5枚のプリント。


 合計1000枚もコピーするのかあ。


 りんちゃんはもうすでに、違うプリントを印刷し始めている。


「……りんちゃん、カマかけるのは許しますけど、プリント多すぎ! ご飯食べる時間もなくなっちゃうよ~!」


 文句を言いつつ、りんちゃんが使ってる隣りのプリンターで、しぶしぶ印刷を始めた。