そこに立つ人たちの姿を見て、私はまた目を丸くするしかなかった。
「みんな……っ」
「亜希ーっ!!」
そう、そこにいたのは、凉、千夏、純子。
私の大好きで大切な友達だった。
でも、なんでみんなが家に……?
「アハハ、亜希びっくりしてる? 俺が呼んだっていうか、ね?」
そう言ってみーくんが取り出したのは、通話中になっているケータイ。
「亜希には悪いと思ったんだけど、どうしても心配だったから。盗み聞きみたいなことしてごめんね……?」
そう言って凉も同じようにケータイを取り出した。
「ま、みんなはさっき亜希が俺に話してくれたこと、全部聞いてたから」
申し訳なさそうに言うみーくんに、笑って頷いた。
「……って、亜希! 七種に何もされてないわよね!?」
「うん? されてない、と思うけど……」
突然肩をがしりとつかんで聞いてきた凉。
あれ、でも押し倒された(?)ような気もするし……。
首をひねって考えると、凉と純子はみーくんの方をじとりと睨んだ。
……なんで?
「まあ、七種くんが暴走しそうだったから、慌てて来たんだけどねえ~」
「七種、私たちが会話聞いてること、忘れかけてただろ」
のほほんと言う千夏に、凄む純子。
みーくんは肩をすくめて居心地悪そうにしている。
私は何の事だかさっぱりわからなかった。



