凉の言葉はちょっと厳しいけど、私のためを思って言ってくれてるのがわかる。
「うん、凉の言うとおりだね……」
「そうよ。それに、佐伯先輩のことだから、忙しくたって亜希からのメールくらい返してくれるでしょ。そんな小さいこと気にしないわよ。大体勉強の邪魔になるとか思ってるみたいだけど、頭いいんでしょ? 頭いいんだから成績落とすようなヘマしないで、メールも勉強も両立できるんじゃない?」
「そうだよ、亜希~! メールたまにするくらいならいいんじゃないかな? 息抜きにもなるだろうし~っ。でも、やっぱり学校で話しかけるのは避けた方がいいかもねえ。サエさんヤバそうだしっ」
「中原とやらが学校で話しかけてくるのもまずいんだったら、その旨をメールで伝えてはどうだ?」
みんな、ああでもないこうでもないと言いながら、いろいろな策を練ってくれている。
こんなに考えてくれてるんだから、私がこんなに弱気で逃げてばかりじゃダメなんだよね。
「みんな、ありがとう……っ。私、頑張るからねっ!」
そう言って意気込むと、みんなは微笑んでくれた。
「とりあえず、今日は藤村から何もされてないんでしょ? そのことは、様子見だね」
「まあ、何かあったらいつでも言うんだぞ?」
「亜希のことはちゃーんと千夏たちが守ってあげるから安心してねっ」
そうやって私の応援をして、心配してくれる数々の言葉に泣きそうになって、本気で頑張らなきゃなあって、強く思ったんだ。



