「なんでそういうことを黙っとくの!? もっと早く言いなさいよ、バカ!!」
今現在、放課後の教室。
昨日の出来事から一晩たった今日、みんなに相談しようと思って。
ここにいるのは凉、千夏、純子、そして私っていういつものメンバー。
昨日あったことを含め、サエさんのことを報告し終わったところ。
それで、佐伯先輩とどうやって親睦を深めたらいいのかを相談しようとした矢先、ずっと黙って聞いていた凉がいきなり叫んだからびっくり。
「えっと、凉? なんで私バカ呼ばわりされてるの?」
相談にのってくれるのはすごく嬉しいんだけど、いきなりバカって言われるのは納得できないっ。
「亜希のバカ! 嫌がらせされてるってこと、なんでもっと早く言わないのかってことよ!!」
「あ、そういうこと……」
要するに、心配してくれてたってことだよね。
でも、実際変な紙切れ貰ってただけだったし、大丈夫かと思ってた。
昨日は少し、危なかったのかななんて思うけど。
そう言ったらまた凉に怒鳴られそうだから、黙っておこう。
「凉の言うとおりだよ、亜希~? そういうことは早く言わないと~!」
「取り返しのつかないことになってからでは遅いんだぞ」
千夏と純子にも、そう言われちゃった。



