最後は慶ちゃん先輩。
生徒のあけた道から、私たち4人よりも難易度の高い技を披露して、中央に降りたった。
そこで音楽が変わり、わきに控えていたリーダー男子勢のブレイクダンスでフィナーレ。
「きゃー! 中原くーんっ」
「佐伯くん、かっこいいー!」
こんな女子の悲鳴のような叫びは終始絶えなかった。
でも、叫びたくなる気持ちもわかる。
だって、すごくかっこいいもん。
これでまたファンが増えたんじゃないかな?
だってほら、団が違うってのに『ファイト恭也くん』とか『慶LOVE』なんてうちわやボードを持っている人がたくさん。
ダンスをしながらでも目に入ってくるからその数はハンパじゃない。
その中に、みーくんの名前のうちわを持っている人も何人かいて、やっぱり人気出たなあなんて思った。
そんなことを思っているうちに、佐伯先輩と慶ちゃん先輩メインのブレイクに変わり、会場はさらに大盛り上がり。
もはやトップスター並み。
みんなにまざって騒げないのがもどかしい。
そして、たくさんの歓声を受け、私たち赤団の応援は成功という形で幕を閉じた。



