私たちリーダーは扇子を使った振り付け、ほかの生徒は赤いタオルを振り回したりして、今流行りのアイドルの曲を歌ったり、踊ったり。
校歌もみんなで肩を組んで声を張り上げて歌った。
うん、いい感じかもしれない……!
ついに次は、今までずっと練習してきたアクロバットのパフォーマンスだ!
向かい側の離れたところにミナミ先輩がいる。
大丈夫、とでも言うように頷いてくれたから
心臓も落ち着いてきた。
私の目の前にはみーくん。
そして曲の合図でみーくんと同時に走り出したのは、向かい側の佐伯先輩。
「かっこい……」
次は私の番なのに、佐伯先輩が着地してこっちに走り始めるときに私も走らなきゃいけないのに、思わず見とれてしまった。
華麗にひとつひとつの技を決め、ガッツポーズをしている普段は見ることのないその姿に心臓がきゅんきゅんして止まなかった。
佐伯先輩がこっちに向かって走るのが見えて、私も走り出した。



