「亜希~、涼~! 集合場所行こぉ」
今はもう放課後。
千夏に言われて、3人で赤団リーダーの集合場所に向かうところだ。
「千夏、ちゃんと部活の方に言ってきた? しばらく出られないってこと」
どこか抜けてる千夏のことだから、心配で一応聞いてみた。
「当たり前だよぉ~! ていうか実際、マネなんかいなくても大丈夫だからねぇ」
千夏はからからと笑ってる。
そうそう、千夏は運動部って言ってもプレイヤーじゃなくてマネージャーだから、ちょっと融通きくみたい。
じゃなかったら去年も今年もリーダーなんかやってないだろうけれど。
「それにしても、純子だけリーダーやらないのは少し寂しいなあ」
どうせなら、4人でリーダーやりたかったなあ。
それならもっと楽しかったと思うんだけど。
「あんたねー、純子は去年で懲りたみたいだからこれでいいんだよっ! それに文化祭の方で燃えてるみたいだし?」
「そうそうっ! 亜希がどうしても4人でやりたいって言うなら、来年は4人でリーダーすればいいんだよおっ。亜希がそう言えば純子なんてすぐ飛んでくるよねぇ」
そんなことを話しながら廊下を歩くと、集合場所の3年2組の教室に着いた。
ここは、佐伯先輩と慶ちゃん先輩のクラス。
うわあ、ドアを開けるの緊張するなあっ。



