佐伯先輩は赤団かー!
私、赤って好きなんだよねっ。
慶ちゃん先輩、お願いだから私たちのクラスをひいてっ!
司会の人が進行していって、1年生の団決めは終わった。
残るは、私たち2年生……!
「それでは団長さん、いきますよ! せーの!」
ばっと先輩たちが掲げた紙、慶ちゃん先輩つ持っている紙は……。
「亜希! やったじゃん! 中原先輩、“1”ひいたよー!!」
そう言って涼が私に抱きついた。
嘘でしょ?
ほんとに、ほんとに佐伯先輩と同じ団ってこと……?
ごしごしと目をこすって慶ちゃん先輩の持つ紙を何度も見る。
……どこからどうみても私たちのクラスの番号、“1”だ!!
「やったー! やったよ涼ー!」
やばい、嬉しすぎるっ!
これはもう、慶ちゃん先輩に感謝するしかないっ。
そんな思いで慶ちゃん先輩の顔を見ると目が合って、『どうだ?』とも言いたげな偉そうな笑みを向けられた。
そんな慶ちゃん先輩の表情に、それを見ていた女の子たちはまた発狂したんだけれど。



