話し合いもまとまって、もうすぐ6限が終わる時間だ。
「明日の朝の全校朝会で団決めがあるから、南体にちゃんと集合しろよー」
りんちゃんの声にみんながそれぞれ返事をして、1日が終わった。
リーダーが決まった翌日に団決めとか、早いよね。
今日、団長は誰がなるかってことも、3年生は話し合ったってことだ。
明日の朝会で、私たちの団長と団の色がわかる。
佐伯先輩と同じ団ならいいな。
そうしたら周りの目を気にしないで、堂々と名前を呼んで応援できるんだから。
だけど、ちょっと気まずかったりもするんだけどね。
抱きしめられたあの時から、なんだか不思議な感情が心を支配してる気がして。
よくわからないけどね。
もしも、佐伯先輩と同じ団だったら。
もしも、佐伯先輩も応援リーダーだったら。
奇跡に近い偶然を想像して、どんな顔で会えばいいのかなんてシミュレーションしてみるけど、どんなに考えたって明日はすぐにきちゃう。
もうこれは、なるようにしかならない!
純子だけ文化祭の役員なのは寂しいけど、一生懸命頑張るしかないっ。



