教室を出てスタスタと私の手を引いて歩くみーくんに、ついて行くので精一杯。
どこに向かってるんだろう?
というか、校内の構造わかってるのかな?
「わっ、へぶっ!」
い、いたい……。
みーくんの背中に思いっきり顔面ぶつけちゃったよ。
というか、なんでいきなり止まるのっ。
「で、亜希? 体育館はどこ?」
くるっと振り返ったみーくんは、キレイな笑顔を浮かべているけど、すごくこわい!
なんで、なんで、なんでぇ~!?
「や、みーくん? 体育館って2つあるんだけど、どっち……?」
「そんなの決まってるでしょ? 亜希の想い人がバスケをやってる体育館はどっち?」
悪魔が降臨したかのような笑顔なんですけども!
目が全然笑ってないし!
「こ、こっちだよ……」
このまま体育館に連れて行くのは、なんだか巻き添え食らう人がいそうで怖いけど。
びくびくしながら一応みーくんを体育館に誘導した。



