今日はなんていう日なんだろう。
幸運のような、違うような。
なんていったらいいのかな。
やっぱりラッキーデー?
奥から顔を出したその人は、私が会えたらいいななんて思っていた佐伯先輩だったから。
「あ、お花が……」
佐伯先輩が落とした鉢にはお花が植えてあったみたいで、赤い花が土と一緒に地面に横たわってしまっていた。
慶ちゃん先輩の鉢は植え替え前だったからお花の被害はなかったけど。
「うわ、やらかした。慶、わり……」
「いや、これは仕方ねえよ。ハプニングだ。亜希が急に来たのが悪いから気にすんな」
ちょっと、私のせいなの!?
お客さんとして普通に来たのに!
それに、慶ちゃん先輩たちがいるなんて知らなかったよ!



