先に歩き出したみーくんに追いつくと、ふわっと微笑まれた。
「俺は亜希と違って地図読めるから安心して?」
「うえっ!? 私が地図読むの苦手って気付いてたの?」
「顔に不安ですって思いっきり書いてありましたー」
だからあとは俺に頼っていいよ、なんて言われてドキッとした。
幼なじみだけど、男の子。
小さな時の顔を知っていても、男らしく成長したみーくんの顔はやっぱり知らない人みたいで、たまにそわそわする。
それに、佐伯先輩や慶ちゃん先輩に劣らないきれいな顔立ちをしてるなって思う。
タイプは全く違うけど、これは学校で人気が出そうだなあ。



