よく晴れた日曜日。
って言っても、部活も補習も何もない私にとって、夏休みは毎日日曜日なんだけれど。
長い休みも終わりに近づいてきた今日、私はみーくんとお出かけ中。
「わざわざ付き合わせてごめんなあ? この辺のことよくわかんなくて。ほんとに今日別の用事とかなかった?」
「全然、大丈夫っ!」
太陽がてっぺんにのぼって、じりじりと焼け焦げそうな中、みーくんそう口を開いた。
鉄板の上にいるみたいにすごく暑いんだけど、みーくんのまとう爽やかなオーラにはマイナスイオンか何かが含まれてるんじゃないだろうか。
茹だるような暑さなのに、一緒にいるとなんだか癒されるし暑さも気にならないくらいだ。
ほんとは涼たちと遊ぶ予定だったんだけど、もう夏休み中に何度も遊んでるから今日くらいいいかなって断ったんだけどね。
みーくんが申しわけなさそうな表情をしているから、それは言わないでおく。
5歳の頃に向こうに行ったっきりだったから、この辺のことを知らないのは仕方ないよね。
引っ越しの荷物を片づけたりしている合間に、街に出て探検したなんてみーくんは言うけど、今日の目的のお花屋さんは見つけられなかったみたい。



