思えば私って、ここ数日でものすごい体験しすぎだよねッ?
そのうち心臓が破裂しちゃいそうだよ~!
「やべ、もうムリ。ね、宮下さん? そろそろ起きてもいいんじゃない?」
笑いを噛み殺したような佐伯先輩の声が、私の耳に届いた。
その瞬間、話し声もピタリと止まって。
なんだかみんなの視線が私に向いているような気がする。
……もしかしなくても、佐伯先輩は寝たふりしてるの気づいてたのかな?
ほんと、いつから気づいてたんだろっ。
すごい気まずいし、恥ずかしいんだけどっ!
そうは思うけど、起きるきっかけくれたからありがたいかな?



