三島先生は時間がなかったのか、急いで荷物をまとめて足早に出て行った。
「……じゃあ、授業始まるしあたしたち行くね? 今日はあたし用事あるし、千夏も純子も部活だから、カバンはりんちゃんに持ってってもらうからね」
「ありがとー」
「じゃ、ちゃんと寝てなよ~」
みんな口々に「お大事に」って私に声をかけてくれた。
涼は私の頭をぽんぽん、となでて「やば! チャイム鳴るぅぅぅ」なんて言いながら、みんなと走って出て行った。
急に静けさを取り戻した保健室は、なんだか寂しく感じる。
りんちゃんがくるまで1時間もあるし、寝ちゃおうかな。
具合が悪い時って、喋るだけでいつもの何倍も体力使うよね……。
そんなことを思ってるうちに、私はいつの間にか眠りについていた。



