どうしようかな……。
困った私の表情を見て、三島先生が思い出したように言った。
「ああ、宮下さん。5時間目が終わったら、林先生が送ってくれるみたいよ? だからそれまで、ここで寝てて?」
え、りんちゃんが送ってくれるんだ。
部活とかあるのに、いいのかな?
でも、送ってくれるなら安心だなあ……。
「わかりました。じゃあそれまで、ベッドお借りしますね」
「ゆっくり眠ってね? 先生、これから出張でいなくなるんだけど、大丈夫かな?」
私の顔を覗き込みながら言う姿は、お母さんとかぶって見えた。
「ふふ、大丈夫です」
「そう? じゃあ先生行くけど、鍵開けたまま行くからもし誰か来ても放っといていいからね?」
軽く笑みを見せた私に安心したのか、冗談めかしてそう言った。



