それからしばらくすると4時間目終了のチャイムが鳴った。
そのあとすぐに扉が開く音がして、三島先生と涼たちが保健室に入ってきた。
「あ~き~! 心配したんだよう?」
そう言ってベッドにダイブしてきたのは、千夏。
一応病人なんだけどなあ、って思うけど心配してくれてたみたいだからいいや!
そんな千夏を、純子と涼が引きはがしたんだけどね。
「あは、ごめんね。なんか熱でちゃったみたいでさ」
身体を無理矢理起こしたけど、頭がクラクラして壁にもたれかかった。
「寝てていいぞ? ゆっくり休め」
「うわあっ」
心配性な純子にふとんの中に優しく戻されちゃった。
「たしかに顔赤いもんね。次の授業で今日は終わりだけど帰るの? カバン持ってこよっか?」
そっか、今日は5時間目で終わりなんだっけ。
でも、こんな状態じゃ帰れないし。
お母さんもお父さんも仕事だから迎えに来れないしなあ。



