「英語ですけど……。あの、私を運んでくれた人って……?」
聞きながら、脇の下に体温計をはさんだ。
すると先生は「ああ」と、軽く笑って答えてくれた。
「授業中だったから教室に帰したわよ~。体育館の廊下で倒れてたって言って運んできたけど、あの2人はサボりね」
倒れてる宮下さんを見つけてくれたから結果オーライだけど、なんて笑って教えてくれた。
そっか、先輩たち、私も半ばサボりなのにかばってくれたんだね。
「とりあえず、あと10分くらいで4時間目は終わるわよ。林先生も心配してるだろうし、伝えに行ってくるわね」
「はあ~い……」
「熱は、これに書いておいてね。すぐに戻ってくるわね」
そう言って、カーテンをしめて保健室から出て行ってしまった。



