先輩たち、どこにいるんだろ?
そう思って、横になったままの身体を起こそうとしたんだけど。
なぜか力が入らないし、寒気もする。
身体もなんだかいつもより熱い。
うわ~、もしかして熱あるのかも……。
たぶん、一気にいろんなことが起こりすぎて、キャパオーバーしちゃったんだよ。
寒さをしのぎたくて、身体を横向きにする。
自分を抱きしめるように小さく丸まると、さっきよりもなんだか落ち着いた。
ふとんの中で身体をもぞもぞと動かしていたら、カーテンの向こう側から声がかかった。
「宮下さん、起きた? あけるわよ」
そう言いながらクリーム色のカーテンをひいたのは、養護教諭の三島(ミシマ)先生だった。



