「アハハ、なに言ってるんですか? 逃げたりなんかしないデスヨ」 「ふうん……?」 うわあ、カタコトになっちゃったし、中原先輩、絶対に信じてないよ! なんか黒い笑顔だしっ。 まあ、逃げない、なんてウソだけど。 スキあらばいつでも逃げるつもりでいるからね! 昨日の朝のことで先輩のお怒りを買ってるのはわかったんだから、何もされないうちに逃げちゃいたい。 でも、とりあえず本当に腕強く掴みすぎじゃないかな!? 手の先のほうがしびれてきちゃったんだけどっ。