『二章5』
次の日の朝、持って来てくれるといった高瀬くんを待たせるわけには行かないので早めに学校へ向かう
そして教室に着いてから気がついたこと
…私達お互いの顔知らないじゃん
いや、同学年だから顔を見たことくらいあるだろう
でも関わりもなかったし高瀬くんとやらがどの顔だと言われるとわからない
ちゃんと会えるかな…
不安になりかけてたその時
「ねーねー、斎藤さんっている?」とクラスの男子に聞く男の子の声がやけに耳に響いた
あぁ、そっかこうすればいいのか
と妙に冷静な頭とは裏腹に顔はバッと音がしそうなくらいの勢いでそっちを向いていた。
そこに立っていた男の子
どっかで見たことはあると思う
…の手に握られていたのは
やっぱり私のハンカチだった
「斎藤は私です!ハンカチありがとうございます!」
思わず声をかけていた
なぜか敬語で
「あ、君か…見たことあるような気がするとは思ったんだ」と高瀬くん
笑顔が柔らかい人だ
「ホントにホントにありがとう‼︎」
私の口からはこれしかでない
「いやいやたいしたことしてないから、お礼なら…俺に教えてくれた優奈にいいなー」
相変わらずニコニコと声のトーンも落ち着いた柔らさ
そっか…優奈ちゃんが教えてくれてたんだ…
ちなみに優奈ちゃんとは去年同じクラスでまあ、それなりに仲良くやっていた。
「わかった!後で優奈ちゃんにもお礼言っとく!ホントにありがとう!」
こうして私のハンカチは少しの変化を引き連れ無事に帰ってきたのだった
次の日の朝、持って来てくれるといった高瀬くんを待たせるわけには行かないので早めに学校へ向かう
そして教室に着いてから気がついたこと
…私達お互いの顔知らないじゃん
いや、同学年だから顔を見たことくらいあるだろう
でも関わりもなかったし高瀬くんとやらがどの顔だと言われるとわからない
ちゃんと会えるかな…
不安になりかけてたその時
「ねーねー、斎藤さんっている?」とクラスの男子に聞く男の子の声がやけに耳に響いた
あぁ、そっかこうすればいいのか
と妙に冷静な頭とは裏腹に顔はバッと音がしそうなくらいの勢いでそっちを向いていた。
そこに立っていた男の子
どっかで見たことはあると思う
…の手に握られていたのは
やっぱり私のハンカチだった
「斎藤は私です!ハンカチありがとうございます!」
思わず声をかけていた
なぜか敬語で
「あ、君か…見たことあるような気がするとは思ったんだ」と高瀬くん
笑顔が柔らかい人だ
「ホントにホントにありがとう‼︎」
私の口からはこれしかでない
「いやいやたいしたことしてないから、お礼なら…俺に教えてくれた優奈にいいなー」
相変わらずニコニコと声のトーンも落ち着いた柔らさ
そっか…優奈ちゃんが教えてくれてたんだ…
ちなみに優奈ちゃんとは去年同じクラスでまあ、それなりに仲良くやっていた。
「わかった!後で優奈ちゃんにもお礼言っとく!ホントにありがとう!」
こうして私のハンカチは少しの変化を引き連れ無事に帰ってきたのだった
