季節はどんどん移ろって
制服移行期間
__その時は着実に迫っていた
移行期間とはいえ
冬服がダサいと有名な我が校では
ほとんどの生徒が移行期間最後の日まで粘るのがもはや常識と化していた。
まあ、私もあまりオシャレ命!みたいなキャラではないけれど冬服のダサさはあまりにも絶望的なのでこの寒い中を半袖で学校まで自転車で30分…
ちなみに信号でたまたま横に並んでいた同級生の男の子も半袖だった。
その日も特に何事もなくまみの新しい彼氏とののろけに付き合って、Xmasまでには彼氏をつくれ。と最近恒例のお小言を聞いてあっという間に放課後。
いつもとなんら変わりない日常だった。
本当は小さな小さな歯車が動きだしていただなんて思いもしなかった。
